| そういう考え方もありますね。でも、「僕としては未だに一日を過ごして高いとい う実感がないです」←これは、日本の相場をセブに持ち込んでいるからです。セブ にはセブの物価があります。欧米人や、日本人、韓国人などが自分の国の物価と照 らし合わせて「これくらいなら安い」と思い、簡単に払うお金のせいで、セブの物価 が上がりセブに住む一般の人の生活を苦しくしているのも事実です。ちょっと話が ずれますが、家賃がいい例です。外国人が多く住むようになって、セブでは家賃が 激高になり、フィリピン人の多くが迷惑しています(大家は喜んでいるでしょう が)。大家のように、そういう外国人からたくさんのお金を巻き上げてホクホクし ている現地人がいることも確かですが、やはり郷に入ったは郷に従え。その国の物 価を知った上でお金を使うべきだと私は思います。よその国から来て、セブの物価 を自分の物価と照らし合わせ、「安い安い」を連発して、セブでお金を大量に使うの は問題だと思います。セブの一般庶民は日給220ペソくらいで働いているんです よ。そういう国に来て、パンと大金を置いていくと言うことは、「ろくに働かなく ても、外国人観光客を利用すれば大金が手に入る」と思う人間が増え、この国の社 会を乱すことになるのです。実際、相場以上の大金を払う観光客にへつらいなが ら、陰で大笑いしている現地の人間はものすごく多いです。感謝なんてしてませ ん。バカにしています。せっかくの楽しい旅行に水をさして申し訳ありませんが、 こっちに住んでいる人間から見ると、自分の国の物価でセブの物価を推し量ること が、本当に良くないと実感することがたくさんあるのです。気分を害してしまった らごめんなさいね。
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