トップページ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 毎年息抜きにビーチリゾートに出かける叔母の誘いで、ルックJTBのセブ島ツアーに参加してきました。叔母はいつも(叔母の)姉と出かけるのですが、今年は何かと忙しいとのことで自由業の私に白羽の矢が立ち、ツアー代金全額叔母持ちという素晴らしい企画が実現したワケです。旅行日程は6月5日(火)〜9日(土)。マリバゴ・ブルーウォーター・ホテルの朝食付きを選んでの代金は、6万円強だったと思います。ガイドブックなどは一切読まず、このホームページの情報だけを頼りに出かけてきました。

 

 

 

 

 

<1日目>

 

セブ島へ向かう 成田空港集合は午後1時。道路混雑を予期して早めのリムジンバス便に乗り込んだものの、意外に早く到着したため1時間も持て余すハメに。おまけに、マニラ発成田経由アメリカ行きNW機が、着陸時に車輪がひとつ出なかったために緊急着陸する事態が発生、午後滑走路が一時閉鎖となってしまう。ゲートで1時間近く待たされた後、ようやくフィリピン航空セブ島直行便は離陸。機内トイレを利用する際垣間見た喫煙席は込んでいたが、私たちが選んだ禁煙席はガラガラ。中央の4シートを占領して寝の体制に入る。途中叔母に起こしてもらって機内食をいただいたが、かつて機内食で味わったことのないマズサのビーフ料理。叔母はウナギのような魚料理を選んだが、一口食べただけですべてを残す。

 

セブ島到着 約1時間遅れでマクタン国際空港に到着。とりあえずペソを入手しようと、互いに5千円ずつ出し合い出口で1万円→P3600両替する。ゲート外ではルックJTB係員のNさんと部下数人がお待ちかね。この日ピックアップするツアー客は私たちだけとのことで、早速バンに乗り込みマリバゴ・ブルーウォーターへと向かう。道中、スケジュールの確認やオプションの説明をしてくれるNさんの親切丁寧な対応ぶりに、叔母はすぐさま全面的信頼を寄せる。

 

ホテル到着 部屋はプール前の2階建てテラスの2階。屋根に火をつけたら簡単に燃えそうな、いかにもクラシック・リゾートって感じの作りがイイ。荷物を広げた後、夜の敷地内を一巡りして夕食を食べに出かけることに。とりあえず海岸まで出てラストオーダー直前のシーフード・レストランに入る。しかし、何がどうやって調理されて出てくるのかサッパリ分からなかったため、オーダーまでに時間がかかりそうだと判断し、メニューを見ただけで退散。結局、24時間営業のアレグロ・レストランに9時45分頃着席。私はフィッショ&チップスを注文。白身魚の小さなフライはなかなかイケル味。11時のマッサージの予約を入れておいたので、その前にひとシャワー浴びようと、急いで食事を終わらせ部屋に戻る。なのにマッサージ師が来ない。15分待ってフロントへ電話をしたら、その15分後にやっと来た。12時半にマッサージ終了。1時間みっちりで500ペソとは本当に安い。そして気持ちよく就寝。

 

 

 

2日目>

 

 ボリューム満点の朝食 9時過ぎ起床。朝食は10時迄と聞いていたので、急いで身支度をしてアレグロ・レストランへと向かう。中華、フィリピン風、西洋風と、選びたい放題の豊富なメニューに大感激。私たちは喫煙者なので、虫が飛び交う暑い外に席を取ると、ウェイターが「虫除けになるから」と言ってキャンドルを灯してくれた。実際、それまで徘徊していたコバエが寄り付かなくなったので、私と叔母、驚く。

 

ホテルでの午後 明るい日差しの中でホテル内を拝むのは今日が初めて。目の前のプ―ルは大きいし、建物の設計は良いし、どこもかしこも整然としていてキレイ。草刈や掃除に従事するスタッフもフレンドリーだ。ひとつ残念なのは、敷地内海岸の暗さ。波は立たないし、目の前の人工島は景観を妨げているだけのような気がする。水底にはウニがいっぱいだし、海水のバランスが悪くなってしまっているのでは。遅い朝食をたっぷり食べたのでランチをパスし、時折プールに入って涼みながら、プールサイドのデッキチェアに座って読書の午後を過ごす。別行動でホテル内を探検していた叔母が、ホテル滞在客を街へ案内する無料カー・サービスがあるとの情報を仕入れてきた。月・水・金の午前10時&午後4時に、ホテルのバンが街へと出動するのだそうだ。SMショッピングセンターが一番大きいというので、一緒にそこへ出かけることにする。

 

SMショッピングセンター 私たち2人だけを乗せた車は4時45分頃SMに到着。ひとまず叔母の買い物を手伝い、私が荷物を預かり、1時間の自由行動へと移る。そう、私は荷物持ちの役割があってこそ連れてきてもらえたのだ。私はまず、音楽ショップに入ってCDチェック。韓国も安かったが、この国も安い。USアーティストのタイトルが一枚1200円以下、国内アーティストのCDはもっと安いし、どちらもテープを選べばさらにお値打ち。だが、残念なことに品揃えが少ない。宇多田ヒカルはあるのにな。「この人たち、本当に人気なの?」と店員に尋ねながら、フィリピンの歌手のオムニバスCDを1枚買う。P250なり。ナイキのショップでカッコいいTシャツを発見したので、P325という涙モノの価格で購入。もう1枚サイズ違いを買っておくべきだったと後悔している。スポーツ店を見つけるたびに入ってみるが、水着はそれほど安くなく、靴に至っては全然安くない。なぜウェアだけ安いのか疑問を抱きながら、あっという間に約束の1時間が経ち叔母と合流。喉が渇いたという叔母の声を受けて、ファストフード店に入りアイスティーを2つ注文。激甘で、半分以上残す。そして食料品売り場に入り、私の大好きなポロミント、日本では確か100円が、僅かP5.95で売っているのを見つけて1ダースゲット。怪しげな食品も友達のお土産用に(自分では絶対に食べない)購入。叔母が買い物したビニール袋を幾つも抱え、7時半過ぎショッピングセンターを後にする。外で待ち構えていた運ちゃんに「P300」と言われ、今サイトで適正価格として紹介されていたP150にしろと値切ったものの、P250で決着する。別の運転手を探す手間よりも、とにかく乗り込んで帰ることを叔母が望んでいたため。

 

ディナータイム 今夜もディナーはアレグロ・レストランで。しかしながら、昨夜とはメニューが違うので首を傾げる。セットメニュー5・6点しか書かれていないし、若干値段が割高だ。そういえば、昨夜ここを訪れた際には壁際で何か片付ける作業をしていたが、今この場はその何かを片付ける前の状態。うっとおしいミュージシャン軍団までもが出動中だ。おそらく昨夜のメニューは朝食・ディナー時間帯以外のモノなのだろう。ここでは赤味魚のグリルをメインコースに選ぶことにする。まず出てきたスープは塩が効きすぎ。でも、飲めないほどではない。次は確かサラダが来たかな? 途中楽団がテーブルに近寄ってきたが、すぐ断る。そしてやって来たメインの魚料理、これは美味しかった。味付けが濃いだなんてことはなく、ピッタリ口に合う一品。お皿をキレイに食べ終えた後やって来たデザートのムースは激甘。一口食べてギブアップ。早くコーヒーを飲んで口直ししたかったのに、ちょうどスタッフが前記の片付け作業に入っていたため、こちらから声を掛けるまでコーヒーを持ってきてくれなかったのがマイナスポイント。それにしても、ここのコーヒーは濃い。

夕食の後11時頃、私は1人プールでウォーキング。叔母は今夜もマッサージをしてもらい、一日が終わる。

 

 

<3日目>

 

 アイランドピクニック お迎えが8時半に来るため、6時30分に起床。到着日にJTBガイドのNさんが、代理店経由のオプション・ツアー料金$80のところを、代理店を通さない形で$70でやってくれると言っていたので、昨日電話で申し込んでおいたのだ。代理店の依頼でNさんがガイドとして働いても、きっと手数料をたくさん持っていかれてしまうのだろう。こちらとしては少しでも安いならば嬉しいし、Nさんの人柄を疑う理由もない。昨日ホテルの部屋から外線で申し込みの電話をした時、「料金が高くつくから」とわざわざ掛け直してくれたほどの人なのだから。ま、初日に叔母がチップをはずんでおいたせいもあるだろう。叔母曰く、「良い人だと分かった時点で早目にチップをあげておけば、その後の対応に大きな違いが出る」のだそうだ。

 

 出港 「ペソの対ドル値が安いと工事が中断する」という、建設中のヒルトン・ホテル脇の船乗り場から出港。みるみるうちに海の透明度が増してゆく。海で魚が泳いでいるのを目の当たりにするのは、私にとって生まれて初めてのこと。途中海の真ん中で先頭さんが船を止めてくれるが、私たちは海に入ることを辞退。私はコンタクトレンズを付けたままゴーグルをはめて、足の付かない場所に潜るのが不安だったため。叔母は単純に足の付かない場所に潜るのが嫌いなため。

 

小島到着 小さなNALUSUAN島到着。島の周りの浅い箇所を泳いだり歩き回ったりする。島には痩せ細った毛の薄い白犬と、丸々とした毛むくじゃらの黒犬がいた。白犬に近寄るが、警戒したような素振りを見せていた。客に近づかないよう躾られているのだろうか。また、池には大きな亀が2匹、1匹は前足をひとつ失っていて、痛々しい。しだいに団体客の数が増えてくる。

 

お魚に遭遇 「島に掛かる木橋の先端の小屋に行ってみたら」とNさんにアドバイスされ、1人で行ってみることに。けっこう長い橋桁をのんびり歩いて小屋に到達すると、海へと降りる階段を発見。恐る恐る降り小屋の下を覗いて見ると、何種類ものお魚の大群が固まっている! そこはお魚のねぐらだったのだ!!  まるで水族館の水槽の中にいるかのような気分♪ 波が結構強いので、流されないよう階段の手すりや小屋の土台を握りながら、何度も何度も水に潜ってお魚の様子を観察する。島に戻り、エビやチキンレバーなどといった串焼きバーベキューとおいしいパイナップル&バナナ&マンゴーを食した後、今度は叔母を連れて再度小屋へ向かう。叔母はその美しい光景に大感激。肺活量が少ないばかりが、シュノーケル用具が一切体にフィットしないそうで装着を嫌がる叔母は、「ランチにパンが出ていればよかったのにぃ」と嘆きながら、私同様手すりに掴まっての水中観賞。パン屑を持っていると、お魚が集まってくるのだそうだ。2人で次々と魚の種類を発見しながら、あっという間に時間は過ぎていった。「でも、やっぱりタヒチの海の美しさには敵わない」とは、これまた叔母の台詞である。

 

予想以上の日焼け ホテルに戻ってシャワーを浴びる時に気付いたこと。まず、100円ショップで買ったデジタル腕時計の時刻表示部分が曇り始めている。海水には浸さず、バッグに付けておいたのだが、潮にやられてしまったのだろうか。そして、2人ともこんがり焼けている……。風のないカラッカラの快晴のこの日、強い日差しに背を向け顔を海に突っ込みお魚ウォッチングしていたせいで、特に背中の焼け具合がスゴイことになっている。お互い日焼け止めを背中に塗ることを忘れていたせいもある。もう日中は泳がないゾと決意し、陽が沈んだ後部屋前の円形プールに繰り出す。日中遠出をしてはしゃいだ割には体が動き、ゆっくりではあるが10週泳ぐ。チョイスが限られているディナータイムを避け、いつものアレグロで夕食。クラブハウス・サンドイッチを注文し、美味しく食べる。叔母はもちろん、今夜は私もマッサージを依頼。途中あまりの気持ちよさにウトウトしてしまった。やっぱり疲れているのだろうと、終了後オイルにまみれたまま即眠りに付く。

 

 

 

<4日目>

 

 アヤラ・ショッピングセンター セブ島で一日をフルに過ごす最終日は8時起床。10時にアヤラ・ショッピングセンターへ向かうホテルサービス車に乗る。運転手のおじさんが、日本の会社の進出がこの島の住民雇用に大きく貢献していること、日本車の性能が素晴らしいこと(トヨタ、日産、三菱の順だという)を熱く語ってくれる。私らが直接貢献しているワケではないので、こそばゆい感じこそするものの、悪い気はしない。4時に迎えを頼み、車を降りる。アヤラはSMに比べてこじんまりしているものの、時間が限られた私たちツーリストには十分な広さ。3時間後に叔母と待ち合わせることにして、今回は最初から自由行動をとる。

 

映画鑑賞 館内最上階にあるシネコンで、日本でまだ上映していない「パール・ハーバー」など、アメリカ映画のみ5作品を上映していると知った私は、字幕ナシ・吹き替えナシ・英語のみの上映だと知って1本見ることを決める。時間の都合で「恋の遺伝子」なる作品を選び、S席A席みたいな感じの2種類のチケットの中から安い方の席を選ぶ。P40! 感激の安さ。高い方の席でも確かP60だった。天井が高い館内は広く、800席はありそう。今日1回目の上映ということもあり、軽いポップスが流れる館内に居るのは私1人。しばらくして音楽がプツッと途切れると、トランペットなどを駆使した荘厳な音楽がスピーカーから鳴り出した。これはフィリピン国家なのだろうか。そして映画は始まり、観賞後叔母と合流。

 

お買い物 館内通路を占拠するコーヒーショップで軽食ランチ。大きいサイズのカプチーノが確かP70弱。味に問題は一切ナシ。ここでも大量に買い物をしていた叔母をカフェに残し、残り時間を買い物に費やすべくアラヤ・デパートを歩き回る。SMではサイズの種類が少なかった下着・靴下類がここでは豊富だ。ちょっと高めのワコール、“装苑”などなど耳にしたことのない(香港や台湾のメーカーだろう)が安いブランドの中から、知っているメーカーでありなおかつ安目という観点からトリンプを選び、パンツP150、ガードルP320などの下着類を買い込む。靴下もまとめ買い。「このダニエルってのは有名なのね?」と売り子さんに確かめながら、現地アイドルが表紙のノートを文具フェアで数冊買う。一冊P10。ランチョンマットとかテーブルクロスなどのキッチン・アクセサリーもチェックしたかったのだが、ホテルの迎えの車が到着する午後4時に近づいていたため泣く泣く断念する。

 

いつもとは違うプールで いつも部屋の前の円形プールでばかり泳いでいたので、今日はレストラン前のプールに繰り出すことにする。正直、ディナーを楽しんでいる客の目に映るのが気恥ずかしい。このプールは一見小さそうに見えるが、泳いでみるとそんなことはない。直線で泳げる分、集中して水泳することが出来る。1人でプールを占拠して1時間みっちり泳ぐ。その頃叔母は食事前のマッサージを受けていた。

 

いつもとは違うレストランで 3日連続同じレストランで夕食を食べてきたので、最終日くらいは別の店へ行きたいと叔母が言う。もっともな御意見。受付の青年にお勧めのレストランを聞くと、「シャングリラ・ホテルには5つもレストランがある」。片道P190も出してホテルのバンで向かうことにする。最初はこの値段に不満で、「街からタクシーでここまでP250なのに、どうしてこんなに高いのよ」と青年に詰め寄ったものの、「ホテルの車だから安心ですよ。」と言われ、それもそうねと納得したのであった。でも、運転手にチップは払わず。

 

シャングリラ到着 なんとまあ高級そうで大きなホテルだこと。食事の前に、敷地を見学をすることに決め、海岸まで出ることにする。マリバゴよりもずっとキレイな海辺で、打ち寄せる波があるのがイイ。この夜は心地よい風が吹き、空には満点の星と大きな満月が。しばしデッキチェアに座って、月光が海を照らす美しい夜景を眺めていた。

 

夕食 当初狙っていた中華レストランの値段が高く、ガーデンフロア中央付近のファミレス風の店を選ぶ。ここもマリバゴに比べたら高い。ビュッフェを薦められるが、叔母は食が細いので元は一切取れないし、代金も高いので、私はサーモン、叔母はチキンを注文。サーモンと一緒に来たのはフツーのご飯だったが、チキン付属のご飯の味は独特。注文前にウェイターを説明を願った際に、「炒めたスペシャル・ライスが付いてくる」とは聞いてはいたが、いったい何と一緒に炒めてスペシャルになっているのかが分からない。再びウェイターにレシピを尋ねると、ショウガ汁を混ぜて炒めてあるとのこと。へえ、家で作ってみようっと。

 

 

 

<5日目>

 

やり残していたこと 朝食前にどうしてもやっておきたい事があった。日中太陽の自然光の下でプールに入っている写真を撮って貰うこと、である。叔母にカメラを渡し、眠気まなこでプールに飛び込みポーズを決める。

 

最後の朝食 前にも1回オムレツを作ってくれた姉ちゃんに「今日帰国するよ」と言った途端、熱心に話し掛けられる。英語を話す日本人は初めてだ(ホントかよ)、GWと7・8月は日本人がたくさん訪れる、結婚はしているか(どこに行っても聞かれる)、背中に入れ墨を入れた日本人がプールで泳いだことがある(お近づきにならない方がいいと助言しておいた)、あそこのフィリピン人女性を連れた男性グループは日本に奥さんがいるのにお金を使って女遊びをしに来ている、などなど。そして同僚やシェフやウェイトレスまで私に紹介してくれる。もう1人も名前を覚えていない。ゴメン。テーブルに戻って、急いで食事を平らげる。

 

チェックアウト JTB現地係員Nさんの迎えは9時半。ルーム・サービスやレストラン代などの支払いは、すべてチェックアウト時にカードで一括払いすることにしていたので、叔母は一足早く受付へ。あれやこれやとしている間に部屋にポーター到着したので、荷物と一緒に私もカートで運んでもらう。受付で待っていた叔母とNさんに笑われる。空港への道中、映画上映前に国家が流れるかとNさんに尋ねてみる。「映画を観たの!? そんな観光客初めて」と大笑いされながらも、あれはやはり国家であり、曲の間は席を立たなければならないのだと教えてくれた。

 

マクタン空港 空港内の土産物店でランプシェード小、カゴバッグ大など4点をP900に値切って購入。最初はカゴバッグだけで1点P550、3点合計P1100、値切ってP950と言われたものだが、叔母のアドバイスで「P900にしてくれなきゃこの1点は買わない」と値切り倒したのであった。マニラ行きフィリピン航空機はちょっと遅れただけで無事離陸。席も空いている。中央4席を占領して、1時間だが寝の体勢に入る。

 

マニラ空港 マニラに着き、国際線ターミナル建物に入るべく並んでいる人々の長蛇の列を発見。まったく想像していなかった混雑ぶりに唖然とする。免税店の品揃えの悪さと値段の高さは噂通りだが、叔母はお土産用にチョコを購入するという。ペソが少し残っていたので、ペソで払えるかと聞いたら「イエス」の返事。P3・4不足していたものの、「これしか持っていない」とお願いしたらOKとなった。これはかつてチェコでも使った手である。無事ペソを全部使い果たし、飛行機に乗り込んで再び唖然とする。泣き叫ぶ子供を連れた女性客の多いこと。横になるスペースを確保することさえ、一目で不可能と分かるほどの混雑振りだ。私たちの席の後ろにも子供が1人。泣き叫びはしなかったものの、前の座席を蹴るので叔母が怒る。「子供だから」と母親らしき女性が苦言するが、こういう場でこそちゃんと躾して欲しいもの。「まだ旅券チェックの列に並んでいる乗客がいるので出発が遅れます」とのアナウンス。遅れて乗り込んできたのはまたもや子連れ。嗚呼。

 

成田到着 50分程送れて成田に到着。予定していたリムジンバスには乗れず。今後再びセブ島を訪れることがあるのなら、往復ともに直行便を利用したい……。

 

 

 

<後記>

 

セブ島から戻って丁度1週間。自分の肌色の黒さを鏡で見て、背中の日焼けの皮が剥けてくると、あの楽しかったお魚ウォッチングのことが思い出される。ナイスな環境のホテルも良かったなあ、楽しい5日間だったなあとも、映画も物価も安いし、将来移住しちゃってもいいなあとも思ってみたりする。今後もまたセブ島を訪れてみたい。ホテルはやっぱりマリバゴ・ブルーウォーターで。なお、お土産については乾燥マンゴーが大好評。また、腕時計の曇りは日を増すごとに酷くなり、帰国して即捨てたのでした。