| 緊急度:[緊急]
ロイターからの転載になります。
フィリピン中部を襲った猛烈な台風30号。被災地では、道路が各地で寸断されているため救援活動は難航しており、食糧支援も思うように進んでいない。死者は数千人に上るとみられ、国連によると、家を失った被災者は60万人を超えるという。
国際援助団体は、被災地支援の寄付金などを世界的に呼び掛けている。以下、救援活動を行っている主要な機関・団体をまとめた。
◎フィリピン赤十字社(www.redcross.org.ph)
各国の赤十字社が募金を受け付けているが、フィリピン赤十字社のサイトを通じ、台風30号の被災者向けに直接寄付を行うこともできる。フィリピン赤十字社の現地での活動に関する最新情報は、ツイッターのアカウント@philredcrossで知ることもできる。
◎国連世界食糧計画(WFP)
WFPは食糧支援を中心に被災地支援を行っており、すでに災害対応基金200万ドル(約2億円)の拠出を発表している。
◎国連児童基金ユニセフ(www.unicef.org)
被災地向けに救援物資60トンを空輸する。緊急募金活動などに関する日本語での情報は以下のサイトで確認できる。(www.unicef.or.jp/kinkyu/typhoonhaiyan/)
◎国境なき医師団(www.doctorswithoutborders.org)
壊滅的な被害を受けたレイテ島での支援から開始すると発表。募金活動などに関する日本語での情報は以下のサイトで確認できる。(www.msf.or.jp/news/detail/pressrelease_798.html)
◎オックスファム(www.oxfam.org)
救援チームがすでに被災地入りしており、現地の惨状を訴えている。募金活動などに関する日本語での情報は以下のサイトで確認できる。(oxfam.jp/2013/11/30.html)
◎ワールド・ビジョン(worldvision.org)
フィリピンで過去半世紀にわたって人道支援活動を行ってきた同団体は、約500人を被災地に派遣。毛布5000枚などを現地に届ける。募金活動などに関する日本語での情報は以下のサイトで確認できる。(www.worldvision.jp/news/news_1009.html)
◎ハビタット・フォー・ヒューマニティ(www.give2habitat.org/home)
同団体は世界約80カ国で住宅支援を行う国際NGO。被災地では2000戸以上が全壊したと推測している。セブ島に「フィリピン再建キャンペーン」の拠点を設置し、被災者支援を開始した。日本語での情報は以下のサイトに掲載されている。(www.habitatjp.org/jpblog/2013/11/haiyan-relief.html)
◎Care(care.org)
同団体は、世界84カ国で貧困撲滅などの活動に取り組む国際協力NGOで、台風被災者15万人以上への支援を約束している。現地入りした同団体のサンドラ・ブリング氏は「空港では多くの救援団体が必死に被災地入りしようとしている。被害を受けたのはすべて島なので、通常時でも到着までに時間がかかる」と報告。同団体の活動もツイッターのアカウント@careでフォロー可能。
◎mGive(mgive.org)とTeam Rubicon(teamrubiconusa.org)
米国務省は11日、米国内での携帯端末を使ったオンライン募金活動で民間企業mGiveとの協力を発表。テキストメッセージで「AID」と送信することで10ドルを寄付することができる。また国務省は、米退役軍人による台風被災地支援活動でTeamRubiconと協力することも発表。同団体の活動についてはツイッターのアカウント@TeamRubiconで知ることができる。
© Thomson Reuters 2013 All rights reserved.
|