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件名: 今年も行ってきました女一人旅 「雨女」の本領発揮か? ( No.[181]0 )
日時: 2006/09/03 19:54
名前:
つんつこ
こんにちは、つんつこと申します。 今回、三度目の渡比となりましたが、一昨年のプルクラ、昨年のモアルボアルに続き、8月にボホール島のアロナ・ビーチに 行ってきました。いろいろありましたし、思い描いていた滞在とは随分かけ離れたものになってしまいましたが、それでも十分 リフレッシュできましたし楽しめました。少し今回の旅行を振り返ってみたいと思います。
☆まずはマニラで1泊 初日は、まずマニラに飛びマニラで1泊。昨年も宿泊したネットワールドホテルは私のお気に入りです。空港送迎、朝食、 大浴場入浴がついて約50ドル。昨年8月に宿泊した時に比べ、5ドルほど値上がりしていました。それでも、夜にマニラに 到着する場合送迎がついているホテルは重宝します。その上、サウナ付きの大浴場で疲れを癒し、マッサージも受けることが できるのがとってもいい。。オイルマッサージ(1時間)は675ペソでした。朝食は和食もあります。
☆フィリピン航空のスケジュール変更・・・・ マニラで宿泊した翌朝、マニラ発8:00AMのPAL175便ででタグビラランへ飛ぶつもり・・・で空港に向かいました。 しかし、9:05AM発にスケジュール変更になってました・・・・でも、これくらいかわいいものですよね・・・・・事前に確認 しなかった私が悪い。幸い飛行機は定刻より少し早めに出発しました(よかったです〜)。
☆タグビラランは雨・・・・・ 定刻より早く出発したマニラ発タグビララン行きPAL175便はほぼ満席。日本人はいないようです。 ヨーロピアン、韓国人、中国人、そしてフィリピン人で埋め尽くされています。 1時間ほどでいよいよ着陸、となりましたが、飛行機が揺れる揺れる!!!! 私は結構飛行機に乗るほうなので少々揺れても別に何も感じないのですが、この揺れはちょっとすごい・・・・ 機内ではあちこちから「ワー」とか「オー」とかいろんな声が上がり、ちょっと騒然。 そして「ドスン!」という感じで無事着陸。皆が拍手。私もホッと一息。 タグビラランは雨降りで風もかなり強い。飛行機を降りる際に一人一人の乗客に傘が渡されました。 そして私は、アロナ・ビーチ滞在中、一度も太陽を拝むことはなかったのでした(^^;;
☆今年も迎えは来なかった・・・・・ タグビララン空港からアロナ・ビーチ迄は、予め送迎を依頼していました。しかし、小さな空港を出て迎えを探すのですが、 いない!どこにもいない!親切な男の人が「つんつこさんを迎えに来た人はいませんかーーー?」とまわりの人たちに大声 で聞いてくれたけど、やっぱりいない。他の乗客は次々と空港を後にしていきます。 思えば、昨年モアルボアルに行った時も迎えが来なかったよな〜なんてことを考えながら、結局アロナ・ビーチ行きの他の 送迎車に同乗させていただきました。 1年ぶりに見るトライシクルやジプニー、そして日本とは違うこの景色、喧騒・・・ フィリピンにまたやって来たんだなぁ・・・・
☆アロナ・ビーチに到着、「カリパヤン・リゾート」にチェックイン タグビララン空港から40分ほどで今回宿泊するリゾートに到着。アロナ・ビーチの端の高台にある「カリパヤン・リゾート」は、 プールもある静かなリゾートです。エアコン、温シャワー(他のリゾートもそうだと思いますが真水ではなく少し塩味がします)、 天井ファン付きの部屋を、当初1泊35ドルだと聞いていましたが結局28ドルにしてくれました。部屋の数は全部で15部屋 くらいでしょうか。プールの横にはレストラン兼バーがあります。日本人宿泊客は皆無。ドイツ人経営なので、宿泊客の殆ど がドイツ人でした。
☆アロナ・ビーチは大荒れ・・・・・ さて、このリゾートは高台にあるので見下ろすように海を眺めることができるのですが、海は大荒れ・・・ 今日はダイビングはできないとのこと・・・聞くと、2日前から風が吹き始め、昨日もボートを出せなかったらしい・・・・ こんなことは滅多にないらしく、「雨期だから」という理由でもないとのこと。そういう「滅多にない」タイミングでアロナ・ビーチに やって来たわけです、私は。日頃の行いが災いしたのでしょうか・・・・(^^;; 仕方がないので、宿泊するリゾートのレストランでサンミゲールと給食のソフト麺のぶつ切りのようなスパゲティを食べて昼寝。 思えば、今回の旅行ために、出発前日は仕事を片付けるために徹夜だった。 寝て寝て寝まくる。いくらでも眠れる。夕方起き出してダイビングショップに行き、明日の予定を聞く。 明日はボートを出すらしい。ただ、バリカサグには行けないらしい(トホホ・・・)。
☆ドルホでのダイビング 一夜明けて外を見ると、相変わらず風が強い。海も荒れている。 今日は、島影になるため風が吹いても穏やかな「ドルホ」というポイントで潜ることになった。 リゾート前から船を出せないので、陸路でドルホビーチまで移動。そこにアロナ・ビーチからボートを回して乗船する、とのこと。 客は、ドイツ人のファミリー5人、ダイブマスター修行中のイタリア人の男性、これまたダイブマスター修行中だという英語がとても 流暢な若いドイツ人男性(私のバディになる)、もう一人若いドイツ人男性。陸路で移動中、道路はあちこち雨のためぬかるんで いて、ビーチに近づくと冠水している道路もある。カーCDから流れてくる、おそらくフィリピン人の歌手がカバーしているのであろう 「天国への階段」を聞きながら、15分程でドルホビーチに到着。確かに波は穏やかだ。ビーチからポイントまではボートで20分程。 透明度は良くない。これなら石垣島のほうがずっといいや・・・でも、全く同じ模様の大きいウミウシと極小のウミウシの親子はホント に可愛かったし、ソフトコーラルの群生はなかなかよかった。 1本目終了後昼食を取って2本目、という予定だったが私はなんだか体調が思わしくなく、大事を取って2本目をキャンセルして 昼寝をしながら皆が戻って来るのを待つ。あれ?私、昼寝をしにアロナ・ビーチくんだりまでやって来たんだっけ???
翌日も風がおさまらなかった為バリカサグには行けず、前日に引き続きドルホでダイビング。この日は2本潜る。
☆アロナ・ビーチ 冒頭で「ボホール島のアロナ・ビーチ」と書きましたが、皆さんもご存知のようにアロナ・ビーチは正確にはボホール島と橋でつながって いるパングラオ島にあるビーチです。 今回は大荒れの天気だったのでビーチを散策している人はまばらでした。砂のキメは細かく、お天気が良くて海が穏やかなら本当に 綺麗なビーチだということは容易に想像できました。
☆アイランドシティモールでのショッピング アロナ・ビーチからトライシクルで40分、タグビラランにある「アイランドシティモール」にショッピングにも出かけました。3階建の大きな ショッピングセンターで、スーパー、ファストフード、セルフサービスレストラン、映画館、衣料品、日用品となんでも揃います。 サンミゲールやらマンゴーネクターやらドライマンゴーやらを大量に買い込み、おみやげのTシャツもゲット。夕食をケンタッキーフライド チキン(チキン+ミートソーススパゲティ+ドリンクのセット《78ペソ》)で済ませ、トライシクルでアロナ・ビーチに戻る。 それにしても、トライシクルという乗り物は、ヘタなジェットコースターよりよっぽどスリリングです。それに夜道は ホントに真っ暗。 パングラオ島に渡ってしばらく走ると家もまばらになり、こんな所に一人残されたらどんなに心細いだろう、なんてふと考えてしまいます。 そんな暗い夜道をかなりのスピードで走っていく。でも風がすごく気持ちいい。送迎に使われる車はエアコンが効いていて快適だけど、 ウィンドウを閉め切ってしまうので、車の外の世界と自分が遮断されたような気分になる。でもトライシクルに乗っている時は、なんとなく この土地に自分が溶け込んでいるように思えてくる。乗り心地は決してよくないけど・・・エンジンの音もとてつもなくうるさいけど・・・・ トライシクルのお兄ちゃんはとてもフレンドリーだったので、行きだけでなく帰りもお願いした。 ショッピングの間、2時間半も待っていてくれてありがとう。 ちなみに、アロナ・ビーチからアイランドシティモールまで片道200ペソでした。
☆マニラ ⇔ タグビララン フィリピン航空 VS セブ・パシフィック航空 今回、マニラ→タグビララン間はPAL、タグビララン→マニラ間はセブ・パシフィック航空を利用しました。 独断と偏見で両者を比較しますと、まず、PAL175便は定刻でしたが、5J620は1時間遅れました。PALに軍配。 運賃は、PALが3089ペソ、セブ・パシフィックは1627ペソ。もちろん航空運賃は購入するタイミングで随分違うので一概に比較でき ませんが、今回の運賃についてはセブ・パシフィックに軍配。 機内では、PALは菓子パンとジュースがサービスされ、セブ・パシフィックはペットボトルに入ったレモンティのみ(時間帯で違うのかも)。 タグビララン空港で1時間待たされ、空港には売店もなく、お腹が空いていた私はセブ・パシフィックの機内でパンかスナックかドライフルー ツのような何らか食べる物が出るだろうと勝手に期待していて、その期待を裏切られたので、この点はPALに軍配。 PALは機内販売はなかったけど、セブ・パシフィックはTシャツだのバッグだの携帯電話入れだのいろいろとワゴンに入れて売りに歩いて ました。 ちなみに私はTシャツを180ペソで買いました。機内販売は別にあってもなくてもいいけど、わりと可愛いTシャツを安く買えたのでセブ・パ シフィックに軍配。また、セブ・パシフィックは、フライトアテンダントがクイズを出題し、正解者には景品を渡す、といったこともやってました。 客を喜ばせようとするサービス精神はセブ・パシフィックのほうが上か。セブ・パシフィックに軍配。総合的にはセブ・パシフィック航空の勝ち ですね。 ただ、セブ・パシフィック航空は、マニラではクーポンタクシーのブースのない国内線空港に到着するので、空港からの移動はメータータク シーを使うことになります。マニラでの移動にメータータクシーを利用することを不安に思う方もいらっしゃると思うので、この点はマイナスポ イントでしょうか。
☆ダイビングショップ&オーナー&ドイツ人インストラクター 今回私はドイツ人経営のショップを利用しました。実は、このショップを選んだのは、日本人ガイドがいる、というのが理由だったのですが、私が行った時にはその日本人ガイドはすでに辞めてしまっていたので、お客さんもスタッフも皆ドイツ人、その中に日本人が一人ポツンという感じでした。それでも、いろいろと気を遣ってくださったので楽しく過ごすことができました。 オーナーはウェットスーツを着ずに海水パンツ一枚で潜ってましたね〜その上、その海水パンツが白いパンツなので、目のやり場に困ってしまいました〜ドイツ人インストラクターとリゾート併設のバーで飲みましたが「ドイツ人にとってサンミゲールは水みたいなものだ」と言いながら飲む飲む!飲みながらいろんな話をしました。「時に人生は急に変わってしまうものなんだ」なんて話をしながら、なんだかしみじみしちゃったりもしました。 そして、バリカサグで運が良ければ出会えるという「ゴールデンバラクーダ」の話も出ました。「その金色のバラクーダは群れの中心にいて、他のバラクーダに守られながら泳いでいるんだ」と・・・・。ゴールデンバラクーダに会うために、またアロナ・ビーチに戻ってこなきゃね。
利用したダイビングショップは「アトランティスダイブセンター」。1ダイブ20ドル、タンクは12リットル、大きめのバンカーボートの他に二艘のボートを所有していて、天候が良ければリクエストに応じていろんなポイントに連れて行ってくれるようです。
☆番外編 マニラでプチセレブ気分もいいかも・・・・です 今回、マニラ1泊+アロナ・ビーチ3泊+マニラ1泊、という旅程でしたが、最終泊のマニラでは、少し奮発してマカティにあるマンダリンオリエンタルホテルに泊まりました。アロナ・ビーチのリーズナブルなリゾートに宿泊した後だったので余計にそう思えたのかもしれませんが、ベッドも大きいし、バスルームも広いし、とても寛げるいいお部屋でした。ホテル内のスパでフェイシャルトリートメントとアロママッサージ(合計2時間)を受けましたが、料金は4048ペソ。この雰囲気で、この施設で、この技術で同じものを日本で受けようものなら4〜5倍の料金になるので、ホントにリーズナブル! マニラ経由でセブやボホールに行かれる方は、マニラでプチセレブ気分を味わうのもいいかもしれませんね。
☆最後に・・・・・ 日頃の行動が災いしたのかしないのか、アロナ・ビーチの天気は最悪、ダイビングも結局3本しか潜れず、楽しみにしていたバリカサグには行けず・・・と、旅行前に思い描いていたアロナ・ビーチ滞在と実際は何から何まで違っていました。 でも、確かに天候には恵まれなかったけれど、また行けばいい話なので全くがっかりしていませんし、今回の旅行で私は本当にリフレッシュできました。本当に行ってよかった。そしてまた近いうちに行こうと思っています。 今度は「ゴールデンバラクーダ」に出会えるだろうか?海は青くて綺麗だろうか?ううん、もし今度また天気が最悪だったとしてもまた行けばいい話。待てば海路の日和あり。気長に構えることにしよう。
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