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セブ島旅行到着ロビー
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対象記事 件名: 一日目 マニラ−セブ−ダナオへ ( No.[254]1 )
日時: 2008/06/21 09:08:15
名前: ゴトSUN 

そうこうするうちに飛行機はマニラ国際空港へ到着。
マニラ空港では毎度おなじみのguwapoさんの乗り換え指南どおりスムーズにターミナル2
に移動する。ありがたいですね。

※)ここで申し上げておきますが、今回の旅は私事として一つのテーマを持って臨んだ旅
でした。そのテーマとは「クレジットカードキャッシングのメリット」ということです。


このテーマについては事前のネットでの書き込みや調査によると、現金での両替よりクレ
ジットカードのキャッシングでのペソ借りのほうがいく分か得らしいということが判って
いた。
両替一つとってもさすがにいろんな業があるんだなということで感心。何度も海外に来て
いてこのことを知ったのはごく最近で、そんな使い方があるならぜひ実際に試してみなけ
ればという経緯であった。
それにはまずはじめにここマニラでキャッシングして、セブ入りの前に少しでもレートの
良いペソを得ることが一つの目的だった。マニラ経由の場合、通常税関後に両替屋で小額
の両替をするのが基本だが、今回はATMを探すことから始まった。T2の両替屋のレート
を調べるとレートはP3580〜P3630、とりあえず2000円を両替。そのあとに税関の女性職員
にATMの場所を聞いてみた。そしたら税関を出てすぐ右に行くとあるというので行って
みると幸先良く小さなATMがあった。
ところがここのATM、何度か試してもVISA・MASTERの両方ともすぐにカードを
返却してきて全然相手にしてくれなかった。

つぎに国内線の待合ゲートまで移動し、その間ATMを探したが移動ルート近辺では見つから
なかった。国内線に向かう左手のレストラン街にでも行けばあったかもしれないが、マニラ
では無理なのかな、残念。
ゲート前で前日からの少々の寝不足で待合のベンチで寝ることに。セブ行きのゲート付近
は搭乗待ち客が多かったので、待ち客の少ないゲートに移動しシートにゴロン。

定刻の搭乗時間になり、ビジネスクラス、エコノミーお子様連れに続き搭乗する。今回は
PALがPALでなくて良いかな・・とひとまずほっとして着席。というのも今回はセブの
空港からセブ島ツアーの集合場所であるダナオのサンシャインシンビーチリゾートまでの
道のりを節約兼物見遊山でバスで行く予定だったので、そのためには飛行機も定刻で飛ん
でもらう必要があった。
予定で行くと16:15分にセブ空港到着、荷物のピックアップなんだかんだと時間を取られ
ても、周囲の明るい17時頃にはマンダウエのスーパーメトロガイサノの前に立てるだろう
とのイメージがあった。ガイサノのATMにもトライし、そこからバスに乗れば夕暮れ時の
セブの雰囲気を満喫しながら、サンシャインの近くで降りトライシクルを拾い19時頃まで
にはリゾートへ到着できるだろうという推測だ。

ところが、フライトの時間になったが飛行機が動きだそうとしない。30分程時間が過ぎた
あたりで機長からのアナウンス。「チェックインした乗客がまだ乗って来ていません、今
しばらくお待ちください」というものだった。相も変わらず、Plane Always Late・・・
だった...。

結局飛行機は1時間近く遅れてセブ空港に到着。これではダナオまでバス移動どころではな
いと急遽予定を変更してしかたなくタクシーで移動することに決めた。だけどその前に
肝心のセブ空港のATMの実態調査が残っていた。
セブでは税関をでて一般の人たちの待ち受けゲートまで行くと右側にATMがあった。すでに
フィリピン人のご婦人の先客がいた。他にもう一人日本人がいてその後ろに並んだ。その
うち前の日本の人が終わった後に私に聞いてきた。

「いやー、お金が出てこないんです、やり方が違うんでしょうか?」
「そうですかー、実は私初めてなんですよ」
「4000ペソ出そうとしても、"1日の限度額を超えてます"ってメッセージがでるんですよ」

では、ということで今度は私がトライすることに。しかし私の場合ボタンの意味がほとんど
わからず、その日本人に教えてもらいながら操作した。
マスターでトライしたがやはり何度やってもレシートばかりが出てくるだけで肝心の現金
が出てこない。そばにいた先客のご婦人も親切にアドバイスをくれ、6回チャレンジして
1回のみ4000P引き出すのに成功!
5回はレシートがでてきただけで、まさか日本へ帰ったら6枚分の請求がくるのではないか
と心配しつつ終了。ちなみに空港内のMoney Changerには立ち寄らなかったのだが後で聞
くとその日は3500Pとのこと。

いつものようにメータータクシーを捕まえるのに国内線の出発エリアまで階段を上がって
行こうと思ったら、例によっておっちゃんがタクシーの勧誘に来た。
「ダナオまでいくら?」と聞くと、800ペソとのこと。後でわかったがこの料金はドライ
バーたちの暗黙の料金らしい。
「かるーい気持ちで500ペソなら」・・・なんとすんなりOKというではないか。上の出発
ロビーをさしていた。また得意の安請け合いかと、行く場所が一緒だったのでついていく
とターミナルビルの中を素通りして国内線出発エリアのタクシー乗場へ着いた。
待機しているタクシーへの誘導だったらすごく怪しいので断わろうとしたのだが、彼は客
を降ろしたタクシーに声をかけてたので信用した。
2〜3台声をかけすぐに1台のタクシーと500ペソで交渉が成立したようでよかった。ただし
皆さんはこういうケースは慣れていないとどんな危険が潜んでいるか解りませんので真似
をしないようにしてください。

さっそくタクシーに乗り込むと、すかさず案内人の手がドライバーに伸びた。お約束?の
20ペソ渡して無事に出発。

そういえばクレジットでのペソ出しに失敗したのでまだマニラの空港で両替した少量の
ペソしかもっていない。急遽ドライバーにラプラプの両替屋まで走ってもらうとハイウェイ
は大渋滞、1台の乗用車が3車線のど真ん中に堂々と駐車していた。
連れて行ってもらったのが薬屋とも雑貨屋とも思える店舗の前に駐車スペースのある初
めての両替屋。ここのレートが良くなかったがとりあえずなんとか1万円両替、3680ペソ。
まだまだペソが足りない。

タクシーはマクタン大橋を渡りマンダウエのスーパーメトロを曲がりまっすぐダナオへ。
途中あちこちの銀行ATMに寄ろうとしたがどこも長蛇の列。ATM人気です。それでもなんと
かコンソラシオンという町のメトロバンクATMにたどり着いた時はすでに辺りは真っ暗。
でもここではVISAでようやく一回で7000ペソ引き出し完了、大成功でした。やれやれこれ
で何とかバンタヤン滞在からセブに戻るまで現金はキープできた。ひょっと見るとドライ
バーはすでにプソと焼き鳥をほおばり夕食中。

※ATMの操作の仕方を自分のわずかな体験を元に整理しました。下の画像です。こんなかん
じでしょうか。


マンダウエ−コンソラシオン−コンポステラ−タリサイからダナオまでの道のりは夕暮れ
時のノスタルジアを満喫できた。かなりの所まで人、人、道の両サイドは延々とにぎやかい。
ジープニーに乗る人々、バスに乗り込む人、だんなさんらしい人の体に手を巻きつけて
バイクに乗る女性などに様々だ。みんなどこへ行くんだろう?みんなせっせと家路について
いるのだ。帰るところがあって子供が、親が、女房が待っているところへなどと他愛もない
ことを思いながら、少年時代に舗装のされていないガタガタ道を125CCの親父のバイクの後
ろにしがみついていた自分が思い浮かぶ。郷愁の光景である。

コンソラシオンからコンポラテスという町を過ぎたあたりから明かりや人の姿が少なくなり、
街灯の無い中をタクシーはひた走る。真っ暗の中無灯火で走っているバイクが何台もいた。
途中左手にきれいな教会のようなものが幻想的な映像で浮かんできた。タリサイとある。
タリサイを過ぎて少し行くとと今度は大掛かりな宵祭りをしているような場所を通りかかった
、というより暗闇からいきなり出てきたと言ったほうがいいかもしれない。たくさんの夜店
の屋台がずらりと並びそれぞれの店が灯りを煌々と照らしている。知る人ぞ知るここがダナオ
で有名な日本企業ミツミの工場入口だった。ここはまさに毎晩お祭りのようである。
いよいよダナオ市に入ったがドライバーはリゾートの場所を知らず、私も看板目当てに
来ただけなのでよくわからない。とある場所で車を止め、道端で夕涼みをしていた女の人
たちに尋ねた。
ドライバー「サンシャインはダナオの端らしい、ほとんどカルメンじゃないか、500ペソ
じゃねえ」とボヤキながらもメイン通りを右折してようやくタイタイというバランガイに
あるサンシャインシンビーチイゾートに到着した。
支払いする時案の定ドライバーに「アナタ両替やATMに寄ったヨ、私待ってたヨ」と云って
来たが想定内だったので100ペソのチップを払い車を降りた。


さあ、つぎはいよいよ初のサンシャインシンビーチリゾートで美男美女揃いの今回のツアー
参加メンバーさんたちとオーナーさんとのご対面、楽しみです。


※最後に、クレジットカードでのキャッシングのレポートですが、帰国前日フェンテ近くの
PNBのATMで4000P借りたのを含め比較表を画像で載せておきます。




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