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件名: 二日目 ハグナヤ〜バンタヤン島 その2 ( No.[254]9 )
日時: 2008/08/11 18:01:42
名前:
ゴトSUN
船はのろのろと出港しましたが何時までたってもスピードを上げようとしません。 おかしいなと思っているところへ沖を見ると大きなフェリーが留まっています。 今まで心配顔をしていた皆さんの顔が一気に和らぎました。 綱渡りの感覚で全員フェリーに乗り移りました。乗り移ったフェリーは席はふんだんに あり一箇所にまとまって陣取りました。 でもやはりあいにくの高い波と強い風でたとえ大きなフェリーでもあののどかで爽やかな 渡島の旅とは行きませんでした。 しばらく座っていると、身体にキャンディーを巻きつけた物売りのおばちゃんが回 ってきました。少しお相手をしてからちょっと気分が悪くなってきたのでフェリーの側面 にあるシートに移動。 ノルウェーのだんなさんを持つというフィリピーナがその姉妹親戚を引き連れバカンスに 来たそうです。少しお喋りして、しばらくするとサンタフェの波止場が見え始めました。 サンタフェビーチクラブが相も変わらずの美しい姿で島の右側に横たわっています。
いよいよサンタフェに着くとサンタフェの港も大きく変わっていました。以前は船を下りる とポーターやトライシカットの兄ちゃんが寄ってたかって来ましたが、そんな情景はありません。 訪れる観光客の歩く通路が鉄の手すりでしっかりとガードされて地元民の通ると道 路とが分断されていました。それがずーっと先の島の入口にある送迎者やトライシカットの 待つエリアまで続いています。ですから観光客は周囲の 勧誘や接触を気にせずゆったりとバンタヤン島に入れるわけです。おそらくヨーロッパやアメリ カなどの先進国の観光客がここ3〜4年で一気に増えたせいでしょう。でもこれでは一斉に取り囲む 現地の人たちの喧騒と客引き交渉のなんともいえない賑やかなお出迎えは味わうことができません。 きちんとしたのが喜ばしいのかどうかわからなくなってしまいます。
画像は左から 1. フェリーで知り合った御一行・・・メンバー提供写真 2. サンタフェの船着場・・・メンバー提供写真 3. 船着場から島へ移動・・・メンバー提供写真
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