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「ドマの夜を楽しむぞ」


 2005/03/22 ドマゲッティ 晴れ 気温30度
 ドマゲッティのタウン 


今晩はドマゲッティの町へ晩御飯を食べに出掛ける約束。ホテルを変えた時に夕食は無しで良
いって頼んで置いたから、出掛けない訳には行かない。
息子はおなかの調子が悪いらしく、出掛けるのを渋ったが「お土産」に釣られて出掛ける事を了
承した。


サンタモニカホテルでログ付けを済ませ、温水シャワーを浴びて満足した3人は、ホテルの門の
前に止めて有ったパタパタを見つけるが、ドライバーが居ない。
守衛にドライバーは何処に居るのか尋ねると、探しに行ってくれたがどうも見つからないようだ。
暫く待ってみたけど、一向にドライバーが現れないので、仕方なくホテルのフロントへ戻って「プリ
ーズ コール to Taxi」って頼んだら、「タクシーなら呼べるけど、パタパタは呼べない」って言う。
暫くしてタクシーがやって来た、「go to Leepraza」って頼んで10分ほどでリープラザへ到着、
幾らか聞いたら「150ペソ」って言うから「安くしろ」って言ったが、駄目だった。


途中で「ポルシェを知っているか?」って聞いたら、知っているらしいので、「私は日本でポルシェ
を乗りまわしているんだぜ、最高速度は270km/hも出るんだぜ」って言ったら「ギアはオートマ
か?」って聞くので、「6速のマニュアルだよ」って教えてあげた。


リープラザはショッピングセンターでジャスコやイトーヨーカドーを小型にした様なもの、しかしこの
街では一番大きな百貨店に違いない。
帰ってからホテルで飲むジュースやビール「ヤクルト」を買ってから、他のフロアを見て廻る。
7時閉店のこの店は、6時半を過ぎるとそこらじゅうで閉店準備を始めている。
バーゲンのTシャツを見ていた妻は気に入った物が無かったらしく、すぐに帰ってきた。


リープラザを出て次は、「イル アミーゴ」と言うレストランへ晩御飯を食べに行くのだけど、場所が
分からない。
リープラザ玄関前に居た警備員に「イル アミーゴへ行きたいのだけど、場所はどこか?」って尋
ねたら、いきなりパタパタを探してるみたいで、「ノー go to walk」って言って、道順を教えても
らった。


雑踏とゴミと違法駐車?車両と、道路まで出てきている店の商品と・・・・それらを避けながら、強
盗が出てくるんじゃ無いかと言う恐さに、少しだけ早足に成りながら、教えて貰った通に進んで海
岸通りに出た。
ここを右に曲がって真っ直ぐ行けばイルアミーゴは有るはずだ。


海岸通りの歩道には、ベンチがいくつも置いてあって、それぞれに思い思いに座っている人が
居る。
まだ午後7時前だから結構な人が行き交っていて、賑やかな街で結構活気が感じられた。

数分歩くとイルアミーゴの看板が見えたが、「COCO アミーゴ」って書いてある、教えてもらった
名前と違うけど、店の構えは説明とおりなので、間違いないだろう。


店内に入って、ウェイターに席に案内してもらう。
「何処の席が良いか?」って聞かれたので、一番近いテーブルを選んで腰を下ろした。


メニューが来て、何を頼むか、食べるかを選んで行くのだけど、メキシコ系のレストランでもあるイル
アミーゴはパスタ類も多く有って、チーズが駄目な妻は「う〜ん チキンバーガー」を選んだ。
息子は前々から「ピザが美味しいらしいよ」って言う私の言葉を聴いていたので、「イルアミーゴ
 pizza」を選び、私は「ビーフ タコス」だったかな?そのタコスを注文。
妻はコーラを息子はオレンジジュース、私はサンミゲルビールを注文して、私はトイレに行く。
店員にトイレの場所を聞くと、親切に教えてくれたが、トイレの表示が「セニョール」と「セニョリー
タ」に成っていて、勿論英語表示なので少し戸惑った。
両方を見比べてみて、あ〜ん成るほどって納得してからドアをあけた。


トイレの中には1人の酔っ払いが居て、ちょっとドッキリ。
何事も無かったけど、恐いじゃないか!


どれを食べても美味しい!
私はビールをお代わりしてから支払をする。


ゆっくりと食事を済ませたが、この時のジュースの氷が後で落とし穴に成ってしまった。


30ペソくらいのお釣りだったので、ウェイトレスの女性に「ディス イズ チップ for you」って上
げら、大喜びして居た、れれ?ここはチップは不要だったのか?
支払伝票にチップの請求でもあったかな?


店の前は海岸通りで、パタパタもいっぱい走っているから、今度は直ぐに捕まえられるぞって思
っていたら、店を出て数歩も歩かないうちに、パタパタが勝手に急停車。
しかも此方を見ながら・・・私と目が合いながら止まったんだから明らかに私たち狙いに違いない。


「50ペソでサンタモニカホテルまで行ってくれる?途中でミネラルウォータが欲しいから店にも寄
ってって頼むと「Okay」って了承したので、後ろ側のシートに前向きに妻と息子が座り、私は前側
の席に後を向いて座った。


動き始めて直ぐに、「あー!!キーが無いぞこのバイク」って、パタパタのメーターの所のキー穴
を指して叫んだら、運転手かなりびっくりしたみたいで、急ブレーキ掛けてくれた。
それからおもむろに紐に吊るしたキーをハンドルの脇から引きずり上げて私に見せてくれた。
>直結かよ!!


数分でお店に着いたので、「ちょっと待ってて」って言っておいて、店の中へ入った。


1.5リッターの水を買って直ぐにパタパタに乗り込み、ホテルへ直行。
このときにはキーはちゃんとキー穴に差し込んで有った。


途中で「このスズキのバイクは力があるが、煙がすごいな」って運転手に言ったけど、通じなかっ
たのか?無表情だった。しまった!ビールを買うの忘れた!


ホテルに帰って見ると、やはりもう少しビールが飲みたくなったので、プール脇のバーカウンター
へ行ってビールを買った。
息子は一緒に付いてきて、またオレンジジュースを買ったが、店員はオレンジジュース缶にコップ
を出そうとする、コップを断ると怪訝そうな顔をして「要らないの?」って言う。
「ノー サンキュー」って再び断って、部屋に帰ってからビールを飲み干した。


よっしゃぁ!今日も一日楽しんだ〜!


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