Moalboal in CEBU
06〜19 NOV 2005
VOL 9




11月14日
 くもり時々雨
喉の渇きで目が覚めた3時半ごろ一度起き出して水を飲んで、またベッドに入ったら6時半まで良く眠れた。

7時半にラメールの店でコンチネンタルブレクファーストの朝ごはん、デュゴンにお約束のバターをあげておいた。
今朝の目玉焼きは焼き加減が上手で美味しかった。

11月14日=1本目=18
ホワイトビーチ IN9:21 OUT10:05 TIME44min MAX28m

今日もゲストはとし君と私の二人、ジョンジョンとアルビンはのびのびと仕事?をする!、二人ともかなりリラックスして居て私たちには全く気を使っていない、私たちにしてもその方が気が楽な部分も大きい。
普段セルフダイビングばかりやってるので、エアーの残圧確認やその他の注意は何も人の手を借りる事は無いから、潜りながら残圧を聞かれるまでも無く、自分でチェックして残圧が少なければ勝手に水深を上げて浅場から皆を見て居るという風にしているのを、ジョンジョンは潜りながら観察して良く知っているようだ、だから何も聞かないし、何も言わない。

ここのエキジット寸前にタカラガイを見つけた、アルビンは真っ白なタカラガイを2個持っていて、3個を船に上げた。
アルビンが中を掃除しておくからって言うので、お土産に持って帰る事にした。
しかし、この貝殻は結局帰る日までには仕上がらなかったから、次に来るときまでアルビンが保管して居てくれるそうだから、また行く事が決定!!してしまった。

船に上がると、ナルディンが素潜りで捕ったウニを沢山篭に入れていた、今夜の晩御飯になるそうだ。

1本目の終了後、マネージャーにレギュレーターのセカンドステージを調整してもらった、何故か深度が深くなると空気の吸い始めに「ドカン」と空気が入ってきて、ゆっくり吸う事が出来ない悩みを抱えていたので、調整バルブをひねって渋くしてもらった。


昼ご飯はコショウダイの塩焼きをラメールの店で食べた。
大きな魚はとし君と二人で食べても十分すぎるほどだった、アルビンがくれた魚の調理代80ペソ(1人40ペソ)とガーリックライスの代金30ペソで70ペソの昼飯代になった。

11月14日=2本目=19
ペスカドールアイランド IN13:14 OUT14:10 TIME56min MAX20.6m

今日のペスカドールは島の南側でエントリーして、西側へ行きケーブを過ぎた所でターンして、エキジットする。
アルビンは潜ってこないと思ったら、エキジットポイントでエントリーしたと思ったら、見えない深さまで墜落して行って、暫くしてから上がってきた、何してたんだろう?

2本目が終わってからまたセカンドステージの調整をした、まだドッカンと空気が入ってくる傾向が残っていたので、もう少し絞ってみた。

3本目はハウスリーフという事なのでキャンセルした、連日潜っているジョンジョンはこれで今日の仕事は終わったって大喜びして居る。
彼はインストラクターの資格を持って、DSの専属ガイドとして出来高払いの給料を貰っている、幾ら貰っているのかも聞いたが、ここでは割愛しておきます。

そして、彼にはパナグサマのレストランで働く妹が居て、8時に妹の仕事が終わるのを待ってから、妹のボディーガードをしながら自宅まで送っていくという、本当に生真面目な良い奴なんだ。
事実この後数日間を彼と過ごしたが、本当に真面目で仕事熱心だ、仕事の為に酒はほとんど飲まないが、タバコは少し吸う。

昼にラメールが写真を撮ってくれって頼んでいたので、カメラを持ってラメールの所へ行ったが居ない。
そしたらラメールの奴、家族みんなで昼寝の真っ最中だった。

仕方が無いので下へ降りたら、カツさんが丁度DSの前にいらっしゃったので、夕方までお話を伺った。
本当に人生経験が豊富で為に成る話ばかりで、聞いていて飽きないのはさすがにカツさんだって話す度に感じる。

また2階のラメールの所へ行ったら、すっかり起きていて娘のアディの誕生日ケーキがデンってテーブルの上に置いてある、本当に大きなケーキで、どうしたのかって聞いたら、わざわざCEBUシティーまで買いに行って来たそうだ、娘を思う気持ちに国境は無いって事だ。
             
                  
どうです?立派なケーキでしょ?

数枚の写真を撮ってから、ケーキを切り分け私にも分けてくれたが、あまりにも沢山だったので、半分返してから食べた。

ご馳走になったお礼を言ってから下に降りると、隣のピザ屋「ラストフィーリングステーション」にジョンジョン、ドンドン、アルビンととし君が居た。
オマケにダブまで居て、何かを喋っていた、私も仲間に入って喋りしてると、ダブは忙しいって言って帰っていった。
そういえば、最近ダブの奴彼女と居る時間が短く成って来ていないか?

隣のラバーズバーへ移動して、アルビンと話を始めた。
いろいろ彼の話を聞いていると、飯は食ったか?って聞くので、さっきケーキを食べたよって言ったのに、魚のスープを作って有るからって言って、わざわざ持って来てくれた。
アルビンはラメールの所に居候をしていて、DSの2階に住んでいるのだから、直ぐ其処なんだけど。
その魚のスープがやたらと美味しい!、誰が作ったのか聞いたら、アルビンが自分で作ったって言う。
これだったら、ガイドを辞めてシェフに成った方が良いよって言ったら、笑ってた。

またラストフィーリングステーションから出前のピザを取って食べた。

アルビンが用事で席を外している間に、カウンターに座っていたロングヘアーのブロンドと話をした。
彼はデェールで、ハワイから来たって言ってた、勿論ダイビングにやって来ているんだけど、「サーフィン」はやらないのかって聞いたら、家族はみんなサーファーなんだそうだ。
でも、彼はサーフィンはあまり好きじゃないと言うが、彼の家族に何時も強制的に連れて行かれるから、うんざりしてるんだそうだ。
デェールと私はたまたま土産で買った、サンミゲルビールのボトルからレギュレーターが出ている絵を描いた同じ色のTシャツを着ていて、これに二人でバカウケ!!
二人してスッゲー笑った。

ここの支払いは280ペソ。

スタッフとも随分仲良くなったし、町の人とも随分顔見知りになった。

         

不思議なのは上の写真の一番左の子、MAYAって言うんだけど、最初私にはAYAって教えてくれた。
そのうちにマヤの友達が、本当はMAYAって言うんだよって教えてくれて、本当の名前が分かった。
でも、この子は親はCEBUシティーに住んでいるらしいが、このパナグサマの何処かに居候していて、毎日昼過ぎ・・・午後3時くらいに成ると出てくるんだけど、Tシャツを売りに来る訳でもないし、体を売っているわけでもない。

ビサヤ語、英語、日本語を使いこなして生活を楽しんでいる様子、私には言わなかったがとし君には、小銭をくれってせがんだ事が有るらしい。
本当に愛嬌があって不思議な子だった。