セブ島周辺/ドゥマゲティ


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   ドゥマゲティ Dumaguete 〜ネグロス島



ドゥマゲティは東ネグロス州の州都で、人口10万余りの市である。西ネグロス州の州都バコロドと比べると3分の1の小さな市である。ドゥマゲティといえばなんといっても、町の中心に広大な敷地をもつシリマン大学だ。東南アジア各地から、遠くはまたは米国あたりからも留学生や交歓学生が来ているという。それだけに町は学生で溢れている。ビーチリゾートは、港から見えるシキホール島やアポ島、スミロン島などへダイビングに行くダイバーたちには絶好の拠点となっている。いくつかのお値打ちなリゾートホテルが町の周辺にある。ただ、どこのドゥマゲティのホテルもビーチに関してはあまり期待しないほうがいい。ここではドゥマゲティの代表的なリゾートホテル、サンタモニカビーチリゾートをご紹介する。  
埠頭より町を望む



 
ドゥマゲティへのアクセス  
ドゥマゲティへはセブ島からは空・海どちらのルートでも行けるが、当然時間はかかるが高速フェリーの方が安い。セブ港のフェリー埠頭からいくつかの船会社のフェリーが出ているが、ドゥマゲティまでスーパーキャットのダイレクト便で約2時間、ボホール島のタグビララン経由なら約3時間、料金は365ペソ。高速船内では食事が出来るし、映画もビデオで上映される。
港からの通り



 
シリマン大学  
大学関係者や学生さんで学校に興味ある方は別として、特筆すべきものはないが、フィリピン、東南アジアでは有名な大学なので一応見ておく価値がある。敷地面積が日本の大学の比ではない。広大な敷地は緑の自然に覆われており、奥にはフィリピン随一の図書館がある。アポ島周辺の海洋はここの大学が保護している。ドゥマゲティ市民の自慢のスポットである。  




 
サンタモニカ ビーチリゾート 中庭とデラックス棟
町の中心からタクシーで10分程の所にあるドゥマゲティを代表する中型のリゾートホテル。よく手入れされた広くてきれいな庭とプールが印象的だ。部屋は3タイプあり、スタンダード(エアコンなし)がツインのコテージタイプで、料金が概算で850ペソだがかなり質がおちる。エアコン付きは棟タイプで1200ペソ位。デラックスルームは1500ペソでTVと冷蔵庫付。部屋の広さはコテージタイプを除けば充分広い。ホテル内は申し分ないだけに、ビーチには落胆させられるのが、残念だ。ゴミで汚れていてとても泳ぎや鑑賞に耐えない。周辺の島へダイビングに行くための拠点という目的でここを利用することが望ましい。レストランは2箇所、他にダイバーズショップがある。(99,2月)
     プール        スタンダード(エアコン)      コテージ              室内
   
ビーチ

理由を聞けば、オープン当初からのもので、ホテルの前の堤防から先は政府の管理になっているので、ホテル側としては手の施し様がないという事だ。もともとからホワイトサンドのビーチではなく、泥砂だが何とかならないものか。