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          セブ島最前線〜773さんより




 
           


栃木県で女子バレーボールチームとして活動している私達。このメンバーとともに(ていうか友人だが)行く毎年恒例となりつつあるアジア旅行。バンコク・ペナン島につづく第3弾でもあるセブ島での体験記をお送りいたします〜!
「参加メンバー」
のむきんちゃん

過去2回のアジア旅行、
私と共にすべて参加。
チームではキャプテンを務める
とても頼もしい人。
英語は一番理解できるみたいだが、
あえて自ら語らず
他の人が話し出すのを待ってる人。
(ずるがしこい)
ゆかち

ペナンに続き2回目の参加。
人見知りしない
とても人なつっこい性格の持ち主。
なので、交渉事などは彼女の担当。
だが、それは日本での話である。
彼女は英語が話せない(笑)。
海外ではおとなしい
うちの副キャプテン。

えっはー

今回初参加。
この中では最年少。
彼女は英語が話せるので
とっても頼りになりました。
交渉事はすべて彼女任せ。

773(私)

この体験記の著者デス。
過去2回の旅では
交渉事などとりまとめをしていたが、
えっはーがいるのでおまかせ状態。
旅の最後の方は
もうあえて日本語しか話さなくなった
乗り物が苦手な
(これが原因でいつも→)トラブルメーカー。




 

 
プロローグ セブに決定するまでの巻

今回の旅はもともとマレーシア・ランカウイ島に行く予定が急遽変更になった旅なのでした。「アジアは格安(ツアー)でしょう!」がモットーの私達は常にいちばん安いツアーを探しまくります。バンコクは今回も利用したH社ですが、ホテルと食事があまりにも×だった為、翌年のペナンはJ社。これがかなりの大当たりでホテルも食事もスバラシく、現地ガイドのジミー・ロウ氏は日本語でギャグが言えるほどの日本通(?)。そしてとってもイイヒト。「(会えるわけないけど)ジミー・ロウに会いてぇ〜」ということで今年もJ社でランカウイ!と出発の4ヶ月前には日程を組んでたくせに、余裕をこき過ぎ1ヶ月前ごろからさて予約いれようと申し込みをしたらすでに飛行機が満席状態。
そう、(飛行機すべて満席ならば)ホテルが全然余裕でも、この時点でランカウイ全部アウト。
ヤバイ!有休取ってあるのにどこにも行けない!もうどこでもいいからアジアのビーチを取れ!と仕事中にもかかわらず電話をかけまくりでようやく、本当にもうようやくのむきんちゃんが「セブ島格安ツアー」をなんとか押さえたのでした。ただし避けようとしていたH社主催ツアーだったが。

そしてそしてツアーを押さえたのはいいが、セブ?ドコ?何?な私達。情報収集担当の私め773が探してたどり着いたのがこのHP。非常に詳しい内容で大変ありがたくとても参考にさせていただきました。(そしてこの旅行記をこちらに書いているわけですが・・・) ツアーの内容はもちろんいちばん格安よ。ホテルは
パシフィック・セブ・リゾート指定。指定です。の:「どんなホテルか調べろ〜」の命令に773張り切ってチェック。
が、書いてることはあまりいい事ナシ。「う〜ん
格安だものねえ」と一人納得をし、シャワーの水はチョロチョロだ!覚悟しろ!ホテルの食事はちょっぴりあやしいらしいぞ!でもアットホームな雰囲気らしいぞ。などの情報を参加者とミーティングしつつ本申し込みへ。
一緒につけたオプションは
体験ダイビングアイランドホッピングツアー。体験ダイビングを今年、このメンバーで1回やっているので、今回もう一度やってみて本当によかったらカード取得をしましょう、と計画していたのでした。 そしてもうひとつ、やっぱりつけなきゃダメでしょう!のアイランドホッピング。この2つをとりあえずつけて、出発を待つだけとなりました・・・。







 
11月15日(水) 成田に向けいざ出発!の巻

栃木からはいつも車で成田に行きます。遠いでしょう、と思われがちですが、そうでもないですよ。空いてれば3時間ちょっとです。(遠いよ)。そして「みんなで楽しく行けばたとえ素泊まりでも楽しいりっぱな旅行」という理由で1日旅気分プラスで前日にホリデイ・インにお泊りします。安いし駐車場タダだしかなりお得。

 そういへば家を出る際に家族に「とにかく(?)生きて帰って来い!」と散々念を押された私。そう、わたくし2週間後に結婚式を控えていたのです。でなくとも海外に行くとなにかしらトラブルを起こす私。なので、「この大切な時期になにかやらかすのでは」、「結婚式が葬式になるのでは!」などと旅行反対!されながらも、どうしても行きたい!ちゃんと普通に帰って来るから〜(泣き倒し)と、ようやく家族を説得し、この旅行にこぎつけたのであります。本人は「とりあえず生きて帰ればいいや」とあまり考えてなかったのですが、結局はまたしても少々やらかしちゃったのね・・。
 そんな家族の心配をよそにああもう気分は空の上・・・。 つねにどこに行っても即就寝のえっはーを除いた3人は、ようやく1時頃就寝。明日は14時の飛行機だけど余裕を持って行かなくちゃ・・・。







 
11月16日(木) セブ初上陸〜!の巻

 AM6:28。トントン、とノックの音。隣の部屋のゆかちだ。入ってくるなり「寝てない・・・」一睡も出来なかったそうで。理由を聞いたら「部屋が怖かった」(笑)。となりのえっはーのベットに入りたかったらしいが以前、ゆかち以外の3人は「寝るときは一人でぐっすり寝たい派」と言っていたのを覚えていたらしく、遠慮してひとりぷるぷるしてたらしい。どうしようもないお子たまゆかたんデス。でもいきなりベットに入ってこられた時のえっはーのほうがいちばん怖いのでは。   (゚Д゚)<ソウデスネ
 そんな睡眠不足のゆかちを引き連れ、一行はホテルのバスにて成田空港へ。利用は第2ターミナルです。よかった。就いてからすぐCITIBANKのATMへ。海外ではいつもワールドキャッシュを利用してます。そんな「海外で便利なカード」が今回ヒジョ〜に便利じゃなかった!!とんでもね!!(怒)(←これはまた後で。)
 その後遅めの朝食を食べ(ゆかちは朝から子牛のデミグラカツ重。そしてマズイ)、保険に入り、セブで使える割引クーポン(お得!)と足ヒンヤリシートをもらいにJCBプラザへ。雑用を済ませているうちに時間になったので、自分達でてくてくと搭乗手続きをしにカウンターへ。けっこう人がいっぱいいる。スキューバダイビングに行くだろう団体、重量オーバーで何回も何回も荷物を出して両手がとうとう荷物で塞がってしまったこれまたスキューバ目的一人旅のお兄ちゃん、何しにいくのかしらのおじさん2人組(のち旅目的判明)とカウンターもごった返し。ようやく手続きを終え、、さあ!出発までの1時間、お買い物よ!

 セブではお買い物が期待できない、という事なので化粧品が欲しかった私は成田でバカ買い。あれもこれもとご購入。男のクセに私より化粧品に詳しく、なおかつこだわりを持つダンナさまのためにちょうめん(メモ)に書かされたランコムのなんとかかんとか(忘れた)も忘れず購入。自分用には前から欲しかったエスティーローダーのイデアリストとヘレナルビンスタインのパワA.を購入。この2つのおかげで現地でたいした肌荒れはせずなんとか乗り越えられました。(でも絶対しちゃいけない日焼けをしたが)香水は新宿のドンキホーテの方が安かったので(笑)買いませんでした。
搭乗時間30分前、いつものように「すごい酔い方しませんように」と祈りながら酔い止めを飲む。
そうです。私は非常に乗り物に弱いのです。三半規管ヨワヨワなのです。TDLのスペースマウンテンに乗って、脱水症状を起こし入院したりしちゃうぐらい動くものがダメなのです。去年はペナンの空港着いてすぐ血を吐きました。でもそんな事があっても私は海外に行きたい!。今日も血ぐらいならいけるいける、という覚悟でやってきました(本気)。

 さて搭乗。ちょっとドキドキしながらいつもの指定席、エコノミーへ。4人だから真ん中4列取ってくれたのかと思いきや、3人1人に分かれる。4人掛けの私のとなりがパンチ(パンチョじゃないよ)のおっちゃん。うーわもう気分的に酔ったかも・・と少し沈みながら離陸。「今、斜めになってんな」などと考えないようにし、とにかく気を紛らわしているうち、シートベルト解除のサイン。ここは喫煙席。サインが解除になった途端機内真っ白。タバコを吸わない私にはすんごい拷問。ここを通り過ぎるスッチーさんはすんごい形相でケムイケムイと手で仰ぎ、露骨にイヤな顔で仕事をしてマス。でもねー、いつも思うのだが禁煙席で自分の後ろから喫煙席に変わる所に席取られちゃった人ってカワイソウといつも思うんですが・・。イミないよけむりくるもん。かわいそ。
 そうこうしてるうちに機内食。マンガを読んでいた私はスッチーさんが呼びかけていて「チキンorシーフード」の言葉を聞いてなかった。聞きなおすととなりのパンチおっちゃんが「おねえちゃんシーフードかって言ってるんだよ」と得意げに教えてくれる。べつに分からない訳じゃねんだよ聞いてなかったんだよ(怒)とおっちゃんの得意げな顔がかなり気に入らなかったが、無難にチキンを注文。お味は・・半分以上残しました。パサパサで食べられません。唯一食べれたのはおそばでした。や、そばうまかったデス。固まってるのを気にしなければコンビニと同じくらいだし。偏食王の私は海外で食べられるものはファーストフードくらいなので。(あ、この旅行記で食べ物の話はまったく期待しないでください)結局そばとフルーツ以外は手をつけませんでした。 そしてそれを「おねえちゃん食べないなら下げてもらうよ」と仕切るパンチおっちゃん。
 機内ではピーコも泣いた「KID」上映中。新しい映画を期待していただけに残念。しかも帰りは
「オータム・イン・ニューヨーク」なんだかな。しかも画面ははるか前方なので鑑賞は断念。熟睡で遊んでくれないゆかちとえっはーを無理矢理起こし席を替わってもらいのむきんちゃんと絵しりとりをして遊ぶ。

 直行便はラクでいいです。そんなこんなでセブ・マクタン空港到着。絵しりとり(子供?)がよかったのか、揺れも気にせず無事セブに着いたぞ。しかし出国審査でひっかかる人多数の列に運悪くならんでしまい、あっという間にいちばん最後。ロビーに人もいない。遠くに見える荷物受け取り口で私たちのスーツケースが何回も何回もぐるぐるまわっていました。
 やっと手続きを終えて荷物を取ると本当に人がいない!。いないのよ現地の人も!。ついでにまだ私達両替もしてない!いやーんどうしましょとウロウロし、とりあえずCITIBANKに入れたお金を下ろさねば、チップも払えんと出口に。
 するとはるか前方から現地ガイドが私達を発見。見ると同じツアーの方達が地べたに座って待ち疲れのご様子。あ、成田で何回も荷物引っかかっていた、先ほど私達の前で、分厚い教科書(PADIの)を両手に持ち、2つあるスーツケースを足で蹴りまくって押している(かなりあやしかったのね)一人旅のお兄ちゃんもいる!なぞのオッサン2名もだ!一緒のホテルだったのか・・。 とりあえず悪いと思ってないけど・・・すんません。(遅れたのは私らのせいじゃないぞ。)
 「ウォ〜サア行キマスヨ」とお金も下ろしてないのに強制連行される。「待って待ってお金おろす〜」とすぐ外にあったATMへ。すると「このカードは使えません」とメッセージが。なに?なんで使えないのだ!と困る私たちにガイドさんは「コレはシティバン(ク)行カナダメネ。シティバン(ク)マチナカネ。」ココでは使えないと。ていうかシティバンク限定じゃなくても提携ATMなら大丈夫じゃん!と思ったが、とりあえずなんとかしないと。くっそーなんでないんだATM!
日本円ほとんど預けちゃったので手持ちは4人で5000円。もうこれで何とかしなきゃ!と「こ、これを・・」と両替してもらった。空港内1万=4000ペソ。 出口にいた自称:「空港の両替屋」はなぜか4100ペソ。というわけで2050ペソを手に入れもうすっかりみんな乗り込んでるバスにおそるおそる乗り込んだのでした・・。

 背もたれ壊れててこれじゃイミない補助席に座らされ、腹筋を鍛えつつホテルへ。途中ガイドさんに「オプションの説明シマ〜ス」と話し掛けられ、両替で頭混乱していた私たちだが、少し落ち着きを取り戻そうとした。が、またしてもなんだそれ第2弾。「2日目のオプションは『アイラン(ド)クルージン(グ)』ネ。」おう。と私達。「デモ『アイラン(ド)クルージン(グ)』はズット船乗ッテテ島見ルダケネ。船降リナイ。『アイラン(ド)ホッピン(グ)』ノガイイヨ。シュノーケルデキルシ。」
ぢょっとまて。私達は島にも降りれるそっちを頼んだハズ。シュノーケルしにいくんだから。お金も1万近く払っている。
ガ:「デモコレハクルージン(グ)ヨ。」と。ああ〜もう〜(怒)。手配間違ってるよ〜。